S3で使った軸。
裏のポケモンがまとまらなかったので軸だけ紹介します。
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テツノカイナ@突撃チョッキ
テラスタイプ:ノーマル
特性:クォークチャージ
性格:意地っ張り⇔勇敢
実数値(努力値):
231(12)-209(236+)-139(84)-x-110(172)-71(4)*冷凍パンチ
231(12)-209(236+)-139(84)-71(4)-110(172)-54(-) s個体値11*ボルトチェンジ
技構成:ドレインパンチ/雷パンチ/冷凍パンチ⇔ボルトチェンジ/猫騙し
A216セグレイブの地面テラス地震を確定耐え
HD:C211テツノドクガの炎テラス眼鏡オーバーヒートを確定耐え
C187ハバタクカミの眼鏡ムーンフォースを確定耐え
A:11n
ノーマルテラス猫騙し+ドレインパンチx2で格闘が等倍になるテラスを切った無振りセグレイブが確定落ち
S:無振りキョジオーン、ヘイラッシャ抜かれ*ボルトチェンジのみ
テラスタイプ:水
特性:砂起こし
性格:腕白
実数値(努力値):215(252)-132-187(252+)-x-92-68(4)
技構成:地震/ヘビーボンバー⇔氷の牙/欠伸/怠ける
HB:特化
ハバタクカミ@ブーストエナジー
テラスタイプ:鋼
特性:古代活性
性格:臆病
実数値(努力値):133(20)-x-102(212)-172(132)-156(4)-190(140+)
HB:A121キョジオーンの塩漬けを身代わりが乱数1発(6.2%)
HD:C187ハバタクカミのシャドーボールを確定耐え
S:最速トドロクツキ抜き抜き
C:余り
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経緯
S3環境で多かったセグカミラッシャに比較的強く、ノーマルテラスを切ることによって色々な相手と打ち合うことが出来るチョッキテツノカイナから構築をスタートした。
次に、テツノカイナが不利を取ってしまうカイリューやミミッキュ等の物理アタッカーに対してのクッションとしてゴツメカバルドンを採用した。
テツノカイナとカバルドンのサイクルで削りを入れた後に通すエース兼高い素早さを活かしたストッパーとしてSブーストのハバタクカミを採用した。
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所感
テツノカイナ:ノーマルテラスを切ることによって本来不利であるセグレイブやハバタクカミ等に強く出られるのが強かった。
地面テラスやフェアリーテラスも考えてみたが、前者は氷柱針が抜群になってしまい対セグレイブが安定しないのとテラスを切らされた後の死に出しテツノツツミ等が厳しくなってしまう、後者はテラスを切らされた後の死に出しサーフゴー等が厳しくなってしまうため採用を見送った。
技構成は一致打点のドレパンと雷パン、相手のテラスタルを確認出来たり襷を潰したりギリギリ残ったHPのポケモンを後発から縛れたりと色々便利でノーマルテラスとのシナジーもある猫騙し、キョジオーンやヘイラッシャの下から打つことで塩漬けや欠伸を受けつつ安全に交代出来るボルトチェンジを使用していたが、終盤に少し増えたドラパルトやガブリアスが厳しくカバルドンを出せない試合でも選出できるように最終日のみ冷パンで使用した。
反動を嫌って今までワイルドボルトを使用してこなかったが、雷パンでハバタクカミが落ちないことが多かったためワイルドボルトを使用した方が絶対良かったと思う。
有利対面を作られたら厳しくなりがちなテツノツツミに対しても安定して後投げ出来て、ドレパンを打つことで回復薬になる点が良かった。
イメージとしては素早さと先制技と2回攻撃を失った代わりに高い耐久とタイプ一致ドレパンの回復力とボルトチェンジによるサイクル性能を手に入れたメガガルーラみたいな感じだった。
カバルドン:物理受けとしてはヘイラッシャやアーマーガアの方が一般的で両方試してはみたものの、前者は回復技が眠るしかないので安定した行動がしにくい、後者はガブリアスやセグレイブ等の役割破壊テラスで倒されることが多かったため採用を見送った。(アーマーガアに関しては最終1位も使用していたので全然使えると思う。)
また後出しした時の砂の削りでマルチスケイルを潰したまま引かせることが出来る点と回復技による詰ませが行える点が強力であったため、そのまま最後まで使用した。
テラスタルは主にセグレイブ、イルカマン等を意識した水。
水テラスを切った後にイルカマンに後投げするだけで攻撃しなくてもゴツメと砂でゴリゴリ削れていくのが強かった(最終日は何故か居た残飯ビルド身代わりイルカマンや珠草結びイルカマンにボコられまくったが...)
カバルドンから炎テラス眼鏡テツノドクガに対しての引き先がいないので対面から水テラスを切って無理矢理地震で倒していたことも何回かあった。
水テラスを切ってしまってもテツノカイナで電気の一貫はなんとか切れている点も良かった。
終盤に増えていた炎テラスビルド挑発コノヨザルをハバタクカミ等の対面からテラスを切らせてすぐカバに引く動きから地震連打で倒せるので、相手のテラスを無駄にさせつつ楽に処理出来る点も結構強かった。
技構成は一致打点の地震、対面操作技の欠伸、物理を受け切るのに必要な怠けるは確定で、地震が通らない飛行タイプに通り無理矢理眠らせてくるカイリューに対して強めな氷の牙を使用していたが、最終日だけ相手のハバタクカミを意識したヘビーボンバーを使用した。
正直氷の牙の方が活きた場面が多かったので変える必要はなかったと思う。
ハバタクカミ:テラスタルは主に眼鏡ハバタクカミやジバコイル等を意識した鋼。
後発からテラスを切って瞑想を積むだけで勝てた試合がたまにあった。
Bに厚く振って身代わりを貼ることでここまでで重めなキョジオーン入りに対しても強く出る事ができ、キョジオーン+受け(ドオー等)に対しては強くないものの隠密マントのポケモンで厳しいキョジオーン+対面(セグカミ等)に強めである点は良かった。(隠密だけでキョジオーンを見ていると隠密の選出を強制させられてキョジオーンを選出されなかったら腐るのは微妙)
技構成は一致打点のシャドーボールとムーンフォースは確定で、正直技範囲に関してはこの2つで足りていると感じていたので積み技の瞑想と壁ターンを枯らしたり相手の交代際に置いて瞑想を積む隙を作ることができ、色々便利な身代わりを使用した。
正直眼鏡とかでも全然強いと思うのでこの辺は好みだと思う。
裏のポケモンの候補としてはキョジオーン+受けが厳しいのでそれに強いポケモン(高火力でサイクル破壊出来るポケモンや隠密マントの積みや渦アンコで崩せるポケモン)、アラブルタケやキノガッサの催眠対策や欠伸ループの一貫が切れることが出来るポケモン、軸で重いカバルドンに強いポケモン、テラスを切らずにフェアリータイプの一貫を切れるポケモン等が挙がる。
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この軸を使用したぐーみーさんhttps://twitter.com/ten_nami_ten?s=20が最終82位を達成されたのでそちらの構築記事も読んでみてください。
https://treeofleaves.hatenablog.com/entry/2023/03/05/110625
ここまで読んでくださりありがとうございました。